IGRいわて銀河鉄道(菊池正佳社長)と三陸鉄道(望月正彦社長)は23日、台湾政
府の台湾鉄路管理局(台鉄)が運営する在来線の2路線と姉妹鉄道協定を結ぶと発表し
た。IGRと三鉄が国外の鉄道と姉妹協定を結ぶのは初めて。互いの鉄道を利用した観
光旅行の発信に取り組む方向で、本県と台湾の交流拡大に弾みがつきそうだ。
協定の対象路線はIGRと台鉄の台中線、三鉄は海岸線で、ともに台湾中西部を南北
に走る。締結式は6月1日、台鉄台北駅で予定され、本県側は達増知事と菊池、望月両
社長、台湾側は周(しゅう)永暉(えいき)台鉄局長、林(りん)佳龍(けいりゅう)
台中市長、頼(らい)瑟珍(そちん)台湾観光協会長らが出席する。
締結後、鉄道3者は自らの沿線から相手地域への誘客促進やグッズ、チケットの相互
販売などに共同で取り組むことを予定している。
協定はIGRが台鉄利用を組み入れた台湾旅行商品を企画販売してきた縁で持ち上が
り、台鉄の「復興支援に協力したい」との希望もあり、三鉄に参加を呼び掛けた。IG
Rによると、現在の同社と台中線の鉄路は明治時代、日本の同じ技術者が携わった共通
点もある。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160524_3
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新姊妹繼續瓜分台鐵
IGR:山線
三陸:海線