旧国鉄の花形特急用電車485系、年内引退 鉄道開業150年の今年幕を閉じる
[2022年10月24日15時36分]
旧国鉄時代の花形特急用電車だった485系を唯一運行するJR東日本が、年内に全ての車両の運用を終えることが24日、明らかになった。
485系を改造したお座敷列車「華」が今月30日で、観光列車「リゾートやまどり」が12月で、それぞれ営業運転を終える。老朽化が進んだため、いずれも廃車にする。
485系を中心とするシリーズは、最初の東京五輪が開かれた1964年に登場。交流と直流の両方の電化区間を運転でき、主に本州と九州で特急列車として幅広く活躍した。鉄道開業150年を迎えた今年で幕を閉じることになり、中高年層や鉄道愛好家らの惜しむ声が広がりそうだ。
「華」の最後の営業運転は今月30日に品川(東京)-伊豆急下田(静岡県)間を往復する旅行会社クラブツーリズムの団体旅行、「やまどり」は12月11日に上尾(埼玉県)-長野原草津口(群馬県)間を往復するJR東日本グループのツアーになる見通し。
両列車はJR東日本の高崎車両センター(群馬県)に所属し、行楽客向けの団体列車や臨時列車で活躍してきた。
97年デビューの「華」は、乗客が靴を脱いで畳敷きの車内でくつろぎ、大きな窓から眺望を楽しめるのが特色だ。「やまどり」は2011年に登場。群馬県の県鳥ヤマドリにちなんで名付けられた。背もたれを倒せる座席を配置しており、子どもが遊ぶことのできるコーナーも設けている。
JR東日本は運用終了後、これらの車両を郡山総合車両センター(福島県)で解体予定。既に引退した485系の原形車両は、先頭部の運転席を高い位置に設けていた。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/202210240000490.html
因為現有的列車過於老舊,所以JR東日本決定把剩餘的兩組485系電車全部引退。最後一
次拿出來運用預計是10/30 作為品川往返伊豆急下田的團體列車「華」和12/10上尾往返
長野原草津口的團體列車「やまなみ」。營運結束後就會直接拆解報廢
這兩組列車目前是配屬在高崎車輛中心,預計會回送到郡山綜合車輛中心拆解報廢