http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206901000.html
日本NHK
新東名 最高速度110キロの試行始まる
11月1日 13時49分
新東名高速道路の静岡県内の一部の区間で、最高速度が1日から試験的に時速100キ
ロから110キロに引き上げられました。
最高速度が時速110キロとなったのは、新東名高速道路の新静岡インターチェンジか
ら森掛川インターチェンジの間の上下線およそ50キロの区間です。
最高速度の引き上げは、国内で高速道路が開通した昭和38年以来初めてで、1日午前
10時に開始されると、道路脇の電光表示板の速度の数字が「110」に切り替わりま
した。
またサービスエリアでは、中日本高速道路などがドライバーにチラシを配って周知し、
安全な走行を呼びかけました。
最高速度の引き上げは試験的に1年間行われますが、大型トラックなどについては最高
速度が時速80キロのままで、片側3車線が10キロ以上続く区間では原則としていち
ばん左側の車線を走行するよう規制されます。
警察などは車の速度の変化や安全性を分析したうえで、区間の延長などを検討すること
にしています。
静岡県警高速道路交通警察隊の望月敏行副隊長は「乗用車と大型トラックなどの速度の
差が広がり、追突や車線変更の時の事故も懸念される。必ず110キロで走るというこ
とではなく、状況に合わせて安全な速度で運転してほしい」と呼びかけています。