https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220812-OYT1T50251/
ありのままの独眼竜政宗、右目が左より2ミリ細く…伊達家当主の意向で復元
2022/08/13 18:30
仙台藩初代藩主、伊達政宗の顔を最新の技術を駆使して復元した像が、仙台市青葉区の
国際センター駅で展示されている。
https://i.imgur.com/Gt83n7a.png
最新技術で作製された伊達政宗の復顔像
像の作製は、伊達家18代当主、伊達泰宗さん(63)の「生前の政宗公の姿を再現
したい」という強い希望から、伊達家とNHKの共同で企画された。
政宗を祭る 霊廟れいびょう 「瑞鳳殿」所蔵の政宗の頭蓋骨レプリカから、京都芸術
大学の戸坂明日香准教授(美術解剖学)が、最先端の復顔技術で作製。国立科学博物館
の坂上和弘・人類史研究グループ長が監修した。
頭蓋骨のレプリカは、1974年の墓の発掘調査で見つかった遺骨を基に作られた物
。このレプリカの分析から、「独眼竜」の由来で、失明していたとされる右目の 眼窩
がんか が、左目より2ミリ小さいことが判明。完成した像に反映され、右目の大きさ
を左目より約2ミリ小さくした。過去の復顔ではなかった特徴だ。顔の大きさもレプリ
カに合わせ、頭頂部から顎までを約25センチとし、顔のしわや髪の毛の質感も再現し
た。像は装束をまとい、座った姿となっている。
3日の除幕式で泰宗さんは「既存の肖像画は(伊達政宗公の)遺言により両目ともそ
なわった姿で描かれていた。ありのままの独眼竜を見てほしい」と話した。
大崎市から祖父母と見学に来た男児(11)は「教科書で見た肖像画よりも顔がシュ
ッとしていて驚いた。右目が細いのが格好良い」と話した。展示は駅1階のインフォメ
ーションコーナーで15日まで。観覧無料。午前10時~午後8時。問い合わせは、市
観光課(022・214・8259)。
獨眼龍政宗的本來容貌,右眼比左眼細兩公厘...根據伊達家當主的意向進行復原
2022/08/13 18:30
以最先進的技術進行復原的仙台藩初代藩主、伊達政宗的容貌畫像、正在仙台市青葉區
的國際中心車站展示中。
因伊達家18代当主、伊達泰宗先生(63)的強烈意願、
伊達家和NHK共同企劃了這次肖像的製作。
京都芸術大学戸坂明日香准教授(美術解剖学)用最先進的顏面重現技術、
根據祭祀著政宗的陵廟「瑞鳳殿」所收藏的政宗頭蓋骨的複製品來製作、
並由国立科学博物館人類史研究組長坂上和弘負責監修。
頭蓋骨的複製品乃基於1974年墓的発掘調査發現的遺骨做成。
經過分析、政宗據說失明的右眼眼窩比左眼小兩公厘、這也成為「独眼竜」稱號的由來。
反映在復原的肖像上、也讓右眼的尺寸比左眼小兩公厘、
這是過去的復原像所沒有的特徵。
顏面的大小也遵從複製品、頭頂部到下顎約25公分、
並重現了臉部的皺紋和毛髮的質感、肖像著正裝、呈現坐姿。
3日的除幕式上泰宗先生表示「傳統的肖像畫依照(伊達政宗公的)遺言、
是以兩眼平均的形象流傳。但是我們希望大家能夠見識真正的獨眼龍的模樣。」
ㄧ位跟著祖父母從大崎市來參觀的11歲男孩表示「跟教科書上的肖像画比較、
長相更精悍、出乎意料。右眼更細這個部分蠻帥氣的。」
在車站一樓的展示區會展覽到15日。可以免費參觀。午前10時~午後8時。
如有問題洽詢請致電市観光課(022・214・8259)。