看完之後一直想找人討論,不過中文版還沒出,
所以周遭沒有可以討論的人QQ。
剛剛自己打完感想後,想說PO上來看看好了,
怕捏到大家所以就不翻成中文了。
有看過的朋友來討論一下感想吧。
昨夜、ようやく村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読み
終えた。
村上先生のいう通り、人はそれぞれの人生を暮らしていて、それぞれの思いを抱えてい
る。だからこの感想はあくまでも僕自分の感触に過ぎない。誰かがこの本を読んで、ま
ったく違った考えをしてしまうということもおかしくないだろう。
村上先生はよくややこしい言葉を使い、感情を普通に思いつかない比喩に喩えた。しか
し読みやすい構文に合わせ、バランスの調和もうまく取ったと思う。基本的には読みや
すい。
僕のいちばん好きな節はやはりつくるがフィンランドに行っていたとこらだ。
自分の心の蓋を開けながら真相(あるいは救いのようなもの)をクロに求めていたつく
るは、フィンランドであることを悟った。
自分がかつて経験したことや接触した人は一旦人生に現れたらもう消えそうにない
こと。
それらのものごとは過去にも、現在にも、未来にもない。ずっと時の流れと一緒に流れ
ていくんだ。
だから最後の最後につくるは言った。いや、これはたぶん言おうとするべきことだけど
最後まで誰にもいうことができない多崎つくるの心底にある思いだ。
「すべてが時の流れに消えてしまったわけじゃないんだ。僕らはあの頃何かを強く信じ
ていたし、何かを強く信じる事のできる自分を持っていた。そんな思いがそのままどこ
かに虚しく消えてしまうことはない」
この言葉を読んで、ふと前に沙羅が言っていた言葉を思い出した。
「記憶をどこかにうまく隠せたとしても、深いところにしっかり沈めたとしても、それ
がもたらした歴史を消すことはできない」
実に似たような言葉だけど、つくるは...おそらく僕も最後の最後のところまでに分か
ることができた。
そして、人は変わると村上先生は作品の中で何回も強調したが、つくるだけはずっと変
わらないと思う。
最後にはまた二十代のころ、グループから追放された時のように、自ら死の暗闇に入り込
んだからだ。しかも無彩のまま。
もしシロは悪霊に取り憑かれていたのなら、つくるに取り憑いているのはシロかも知れ
ない。
すごくいい作品だと思う。
皆さんにオススメの価値がある。
ちなみに僕は、「どんな言語で説明するのも難しすぎるというものごとが、私たちの人
生にはあります」という言葉をすごく気に入ってる。
だからチャンスがあったら、中国語版でも読んでみたいなと思ってる。
超 ネタバレ注意
(シロを殺したのは父親らしい)
http://ppt.cc/brv~