http://www.sanspo.com/geino/news/20141129/oth14112905070015-n1.html
中谷美紀、13年ぶり連ドラ単独主演!フジ系「ゴーストライター」
女優、中谷美紀(38)が、来年1月スタートのフジテレビ系「ゴーストライター」
(火曜後9・0)で13年ぶりに連続ドラマに主演することが28日、分かった。水川
あさみ(31)演じるアシスタントにゴーストライターを頼んでしまう女流小説家役。
佐村河内守氏(51)の作曲者偽装騒動を連想させる内容は、話題を呼ぶこと必至だ。
今年2月、現代音楽家の新垣隆氏(44)が“全ろう”の作曲家、佐村河内氏のゴー
ストライターを18年務めていたと衝撃告白して発覚した「作曲者偽装問題」。この騒
動を思い起こさせるドラマが誕生する。
中谷演じる人気小説家・リサが行き詰まりを感じ、小説家を夢見るアシスタント・由
樹(水川)にゴーストライターを依頼。偽りの自分を演じ苦悩するリサと、才能があり
ながらゴーストライターとして生きる由樹の対決、友情、成長を描くヒューマンサスペ
ンスだ。
中谷の連ドラ単独主演は、2002年のフジ系「恋するトップレディ」以来13年ぶ
りで、「背景にあるリサの苦悩もちゃんと描きたい」と気合十分。役作りにあたり、3
月に行われた佐村河内氏の2時間35分にわたる謝罪会見もYouTubeで見直した
そうで、「どこまでが本当で嘘か分からない。でも、そこに悲しさを感じる。本当の心
情は分からないというのは参考になりました」。
水川も「私は当時テレビで会見を見ただけ。これから新垣さんの会見を見直します」
と、“ゴースト側”の役作りに騒動をいかす意向を示した。
制作側は2月の騒動について「ひとたび過ちを犯すと後戻りできない感じが興味深か
った」と、企画の参考としたことを認める。その上で「“誰しも偽りの自分を演じなが
ら生きている”という普遍的な苦悩を描きたい」と狙いを説明する。
劇中の2人は、どのような結末を迎えるのか…。最後まで目が離せない作品となりそ
うだ。