http://www.sankei.com/life/news/180225/lif1802250005-n1.html
今春闘でストライキ権行使の可能性を検討していたJR東日本の最大労働組合「東日
本旅客鉄道労働組合(JR東労組)」で、脱退者が相次いでいるとみられることが24
日、JR関係者への取材で分かった。同労組は同日、事前に行っていたスト予告の解除
を会社へ通知したという。
JR関係者によると、同労組がスト権行使を検討していることが今月中旬に判明して
以降、本社や各支社、建設系職場を中心に組合員が脱退する動きが広がっているという
。複数支部ではストに反対しているもようだ。同労組の組合員は、平成29年10月時
点で加入資格のある全社員のうち約80%を占める約4万6千人。
また、同労組は19日、東京支社の運輸系職場で3月2日から「本来業務以外で自己
啓発活動などをしない非協力形式」で「運行に支障をきたすことはない」とするスト実
施を厚生労働省などに通告した。このスト予告について24日、同労組が解除を通知し
たという。
スト実施をめぐって同労組は当初、組合員一律定額のベースアップ(ベア)を将来に
わたり実施するよう求めたが、会社側が否定的な見解を示したため、3月中旬に職場を
限定しての「指名スト」実施を検討していたとみられる。
同労組は「取材は受けられない」としている。一方、JR東日本は「引き続き、団体
交渉などの場を通じて会社の主張・見解に理解を求める」とした。
JR東日本工會向JR東日本要求工會員統一加底薪
但JR東日本表示否定 因此工會於本月中表示欲罷工
然而此一舉動引發內部不滿 部分會員因此脫離工會
於24日工會向JR東日本表示取消罷工