https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36737270Q8A021C1EA5000/
経営再建中のJR北海道は20日、消費増税が予定される2019年10月に鉄道運賃を引き上げ
る方針を表明した。引き上げ幅は明示しなかったが、増税分を含め年40億円の増収を見
込む。値上げに加え、国が19、20年度に実施する総額400億円の財政支援などがあるが
、24年3月期の連結最終赤字は43億円を見込む。
北海道や国などとの会合で、19年秋の運賃引き上げ方針を示したJR北海道の島田修
社長(左、20日、北海道庁)=共同
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北海道や国などとの会合で、19年秋の運賃引き上げ方針を示したJR北海道の島田修社長
(左、20日、北海道庁)=共同
20日に北海道庁で開いた国土交通省や道などが出席した会議で、島田修社長が明らかに
した。値上げ分に加え、新千歳空港と札幌圏を結ぶ快速列車の増便や観光列車の運行な
どで収入の上積みを目指す。一方、利用の少ない駅の廃止や資材調達の見直しなどでコ
ストを削減する。
同社は9月に北海道で発生した地震による列車運休や復旧費用で23億円(単体)の損失
が出るなどで、19年3月期の連結最終損益は169億円の赤字を見込む。国からの財政支援
が21年度以降も続くと仮定しても、24年3月期は赤字体質から脱却できない見通しだ。
同社は北海道新幹線が札幌まで延伸する30年度末以降での連結黒字化を目指している。
ただ、鉄道事業は今後も厳しい状況が続くことが見込まれるだけに、黒字化は容易では
ない。
JR北海道表示計畫於2019年10月消費稅漲到10%時順便漲價
預計每年可增加40億日圓營收
除增收外,亦將加開快速列車、札幌地區快速列車等以開源
而節流部分則以部分少人站廢止以及調整資材取得等方式
但雖然國家在19、20年度將給予財政支援 於2024年時仍將虧損43億圓
今年北海道地震造成23億損失 預計本年度將虧損169億圓
而JR北海道希望能在2030年度北海道新幹線通車時恢復盈餘