https://www.sankei.com/article/20240603-DZWONS4D4RMVXET5GDE5SZJZOI/
国交省、トヨタなど5社に立ち入り検査へ 認証不正 計6車種の出荷停止指示
国土交通省は3日、トヨタ自動車など5社から自動車の大量生産に必要な
「型式指定」の認証申請に関し不正があったと報告を受けたことを明らか
にした。4日にも道路運送車両法に基づき、愛知県豊田市のトヨタ本社に
立ち入り検査する。
トヨタは3日、不正に関し豊田章男会長が午後5時から東京都内で記者会
見を開くと明らかにした。
国交省は現行生産車で不正が報告されたトヨタ、マツダ、ヤマハ発動機の
3社に計6車種の出荷停止を指示した。
国交省によると、トヨタは現行生産3車種、過去生産4車種で安全に関す
る試験で虚偽データの提出や試験車両の不正加工があった。トヨタによる
社内調査が続いているとしている。
他に、マツダの現行2車種、ヤマハの現行1車種などの他、ホンダ、スズ
キでも試験成績書の虚偽記載などがあった。これらの社にも立ち入り検査
する。