完整標題:日研究:貓染新型冠狀病毒轉陰性後 肺部仍發炎
發稿單位:中央社
發稿時間:2021/01/09 18:53
撰 稿 者:中央社東京9日綜合外電報導 譯者:黃名璽/核稿:陳彥鈞
原文連結:https://www.cna.com.tw/news/aopl/202101090121.aspx
日研究:貓染新型冠狀病毒轉陰性後 肺部仍發炎
最新更新:2021/01/09 18:53
(中央社東京9日綜合外電報導)日本研究團隊用貓進行實驗,發現貓感染2019
冠狀病毒疾病(COVID-19)6天後,經病毒篩檢呈現陰性,但肺部仍持續發炎。
研究團隊盼透過相關研究,解開新型冠狀病毒後遺症之謎。
日本放送協會(NHK)報導,東京大學醫科學研究所等組成的研究團隊公布一項
研究結果,在調查感染新型冠狀病毒但無症狀貓的肺部時,發現就算體內未檢出
新型冠狀病毒,肺部依然會出現發炎的狀況。
目前有關新型冠狀病毒後遺症的報告相繼出爐,像這樣有助解開後遺症之謎的研
究結果,相當受到關注。
這項研究由東京大學醫科學研究所教授河岡義裕等人的團隊所進行。
研究團隊針對感染新型冠狀病毒但無症狀的貓,調查其體內病毒量及肺部組織狀
態等。
結果顯示,雖然病毒篩檢在感染6天後已呈現陰性,但經由詳細調查肺部組織得
知,即使感染起算4週後,肺部仍持續發炎。
每隻貓的發炎程度不盡相同,但有些病例可以看到肺泡異常,有些病例則是變成
肺炎。研究團隊表示,並非新型冠狀病毒增生直接造成影響,原因可能是從免疫
細胞釋放出的細胞激素等造成。
相繼有報告指出,感染新型冠狀病毒後即使是輕症患者,也會留下後遺症,河岡
表示,這次的研究也許可以說明,在人染疫的情況下,為何會出現呼吸困難等部
分後遺症。(譯者:黃名璽/核稿:陳彥鈞)1100109
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210109/k10012805871000.html
新型コロナ後遺症の解明なるか 陰性後も肺に炎症 ネコで実験
2021年1月9日 13時59分
東京大学医科学研究所などのグループが、新型コロナウイルスに感染して無症
状だったネコの肺を調べたところ、ウイルスが検出されなくなってからも肺で
は炎症が起こっていたという研究結果を発表しました。
新型コロナウイルスでは後遺症の報告が相次いでいて、こうした後遺症が起き
る仕組みの解明につながるとして注目されています。
この研究は東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らのグループが行いました。
グループでは、新型コロナウイルスに感染しても症状が一切出なかった無症状
のネコについて、ウイルスの量や肺の組織の状態などを調べました。
その結果、ウイルスの検査では6日後には陰性となりましたが、肺の組織を詳
しく調べると感染から4週間以上たっても炎症が続いていたということです。
炎症の程度はネコによって違いましたが、肺胞に異常が見られたり肺炎になっ
たりしていたケースがあったということです。
グループによりますと、ウイルスの増殖が直接影響しているのではなく、免疫
細胞から出る「サイトカイン」と呼ばれるたんぱく質などが原因となっている
可能性があるということです。
新型コロナウイルスは人に感染して軽症だった場合でも後遺症が残ったという
報告が相次いでいて、河岡教授は「ヒトの場合も、呼吸が苦しいといった一部
の後遺症について同じ仕組みで説明できる可能性がある」としています。
Research Letter
Protective Immunity and Persistent Lung Sequelae in Domestic Cats
after SARS-CoV-2 Infection
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/27/2/20-3884_article