http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160612-00000131-spnannex-base
大谷、日本最速163キロ連発!31球が160キロ超 7回8K零封で4連勝
日本ハムは「5番・投手」で出場した大谷が阪神打線を相手に7回3安打無失点、8
三振を奪う快投を披露し、自身4連勝で今季5勝目を挙げた。初回からプロ野球最速タ
イの163キロを連発して三者連続空振り三振に仕留めるなど、計107球のうち31
球で160キロ超えを記録。打線も陽岱鋼、西川、レアードの一発攻勢で得点を重ね、
エースを援護した。
大谷は初回、先頭の鳥谷に160キロ、161キロを連発した後、145キロのフォ
ークで空振り三振斬り。続く西岡には1ボール1ストライクからの3球目、4球目に連
続で163キロを記録した後、またも落ちる球でバットに空を切らせた。3番ゴメスも
高めの162キロで空振り三振に仕留め、立ち上がりから阪神打線を圧倒した。
4~6回はいずれも先頭打者にヒットを許したが、後続を断って無失点。6回は2死
二、三塁とこの試合初めて三塁に走者を置いたが、ゴメスを137キロのスライダーで
右飛に打ち取って切り抜けた。大谷は7回でマウンドを降り、鍵谷、井口が無失点でリ
レーした。
打線は初回、陽が先頭打者アーチをバックスクリーン左へ叩き込んで先制。3回には
西川の5号、4回にはレアードの20号と2本の2ランが飛び出し、前半で試合の主導
権を握った。大谷はバットでは2打数無安打1四球に終わった。
阪神は大谷の前に打線が沈黙。先発・岩崎は3本塁打を浴びて6回6安打5失点で今
季初黒星を喫した。