https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180303-00000052-jij-bus_all
来年5月1日の改元を控え、鉄道大手の間で切符に記載する発行日や定期券の有効期限な
どを西暦表示に改める動きが広がっている。JR旅客6社はもともと、「平成」などの元
号を記さずに年数だけを記載。これまで特に支障はなかったが、急増する訪日外国人が
日本独自の表記に戸惑う恐れもある。各社は改元を西暦表示に変える「いいきっかけ」
(JR西日本)ととらえている。
JR東日本は昨年12月から、JR西は今年2月から、切符や回数券、定期券などで西暦表
示への切り替えを開始。JR東海など残り4社も変更の準備に入った。6社共通のシステム
で発行する新幹線の乗車券や特急券なども、早ければ今秋から西暦表示に切り替わる見
通しだ。
一方、東京急行電鉄や西武鉄道(所沢市)など関東の私鉄大手では、既に多くの会社
が西暦表示を導入。切符は元号を除いた年数、定期券は西暦と、表記が異なる阪急電鉄
(大阪市)も、「今後は西暦にそろえる方向」と話す。
2020年開催の東京五輪・パラリンピックに向け、元号を知らない訪日外国人客は今後
さらに増加する見通し。鉄道切符や定期券の日付を西暦表示に一本化する動きが、今後
も全国レベルで加速しそうだ。
由於日本明年將切換元號 以及要迎接奧運
因此各鐵道業者將陸續改用西元紀年
JR東於去年12月、JR西自今年2月起車票、定期券、回數券改用西元紀年
其他四業者以及MARS系統也將陸續改用西元
MARS系統預計今年秋天全面改用西元紀年
而東西武等私鐵業者也已切換使用西元紀年