https://www.asahi.com/articles/ASM5C3S68M5CUTIL00F.html
35m踏切に遮断機・警報機なし 危険でも設置反対の声
田添聖史、山下寛久 2019年5月12日07時30分
JR横須賀線逗子駅(神奈川県逗子市)の東約300メートルにある踏切
で3月、横浜市港北区の男性(当時92)が上り列車にはねられて死亡した
。住宅街の踏切には、遮断機も警報機もなかった。こうした危険な踏切は、
少しずつ減っているものの、昨年3月末の時点で全国に3千近くある。
神奈川県警などによると、踏切は横須賀線の上下線と車庫線など計9線を
またぎ、長さが約35メートルある。男性は3月21日夕、踏切を3分の2
渡った辺りではねられたとみられる。付近には携帯ラジオとイヤホンが落ち
ていた。県警は男性がラジオを聞いていた可能性があるとみている。
JR東日本横浜支社によると、この踏切の設置時期は不明だが、1949
年の旧国鉄発足より前にさかのぼる可能性があるという。
JR東は踏切廃止を逗子市と協議してきた。この踏切から約300メート
ル離れたところには歩道橋があり、踏切入り口には「逗子駅手前の歩道橋を
ご利用下さい」などの看板がある。だが踏切は、北側の住宅地と、南側の市
役所や京浜急行新逗子駅などを結ぶ近道だ。
踏切のすぐ近くに住む女性(57)は「京急の駅に行くのに、この踏切を
渡ると5分、歩道橋を回ると10分。断然近い」と話す。
また歩道橋には階段しかないため、押し車が必要な高齢の母は渡れない。
「常日頃から気をつけてねと言い聞かせています」
警報機が設置されないのには、警報音を嫌う住民の意向もある。別の女性
(83)によると、かつて警報機を付けようという話も出たが、「一日中鳴
り続けたら生活できない」と反対意見が出た。遮断機についても開かずの踏
切になるのではとの懸念があり、そのまま現在に至っているという。JR東
は逗子市や周辺住民の要請に応え、看板や照明の設置などの対策を実施して
いる。
JR東日本橫須賀線在神奈川縣逗子市、位於逗子站東方約300公尺處的平交道,
今年3/21發生死亡事故、造成一名92歲的男性死亡;
該處平交道位於住宅區,卻連警報號誌和遮斷器都沒有,
而像這樣的危險平交道,雖然數量在減少,
但日本全國到去年3月還有將近3000處。
橫須賀縣警局等消息來源指出,
該處平交道有橫須賀線正線及車庫線等9線鐵軌、長約35公尺。
事故當時,那位老先生是在過了3分之2後被北上列車撞死;
由於在他身旁找到攜帶式收音機和耳機,所以推測他當時在聽收音機。
JR東日本橫濱支社說,那個平交道大概在1949年以前就有了,
而且也和逗子市政府說好要把它封掉,
並在大約300公尺外、靠近逗子站附近設了天橋,
還在平交道入口設標語、請民眾去走天橋。
但是當地居民不領情。依照一名當地住戶的看法,
一方面是因為這是往京急電鐵新逗子站的捷徑,
另一方面是因為他媽媽坐輪椅、不可能去走天橋。
至於不裝警報機,是因為居民嫌太吵:
一位住在當地的老太太說,警報機會整天響、根本無法正常生活。
至於不裝遮斷器,是因為擔心它變成「打不開的平交道」。
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說明與心得
1.這段新聞後面還有大約一半,但要登錄朝日新聞會員才能看。
2a.這個平交道名叫「山の根踏切」。
b.原新聞有圖片,其中可看到兩端入口都有標示、
請民眾去走280公尺外的天橋。
3.「打不開的平交道」原文是「開かずの踏切」;
按照國土交通省名詞解釋,
是說「尖峰時間1小時內會有40分鐘以上禁止穿越」,
但日文維基百科也有記載其他操作型定義。
4.板友是否覺得和台灣某些地方很像?